導入事例

びわこ学園医療福祉センター草津 様

重症心身障害施設向けシステムソリューション

User Case 02

社会福祉法人びわこ学園

びわこ学園
医療福祉センター草津

医療・福祉にまたがる複合的な情報管理を
電子カルテのカスタマイズで一元化

施設長 口分田 政夫 氏

導入前の課題

  • 医療・福祉にまたがる患者情報の共有
  • 保管資料へのアクセスの効率化

導入後の効果

  • 部門ごとの患者情報共有で診療・介護の質が向上
  • あらゆるデータの一元化で効率的な情報管理が可能に

導入経緯

異なる部門間の情報共有の非効率性、保管資料へのアクセスの不便さが課題

 以前は医事コンと処方のセミオーダリングシステムを使っていましたが、2年程前からより効率的な業務処理を行うため、本格的な電子化を検討し始めました。
 当施設は医療・福祉に関わる多職種のスタッフが業務を遂行しています。従来は医師、看護師、生活支援員などが、それぞれに紙ベースで患者情報を管理しており、他部門との情報共有が非常に行いにくい状況でした。加えて、当施設では長期にわたる入所者が多いため、紙のファイリング資料も膨大となり、倉庫に保管してある過去の資料を参照する際にも、探す手間がかかっていました。
 こうした「部門間でのヨコの情報共有」及び、「長期間にわたりストックされたタテの情報へのアクセス」の利便性向上が電子カルテ導入の主な動機でした。

ベネフィックス社を選んだ理由はカスタマイズ・互換性・企業としての安定性

 導入にあたっては、複数の企業にプレゼンテーションを行ってもらいました。プレゼンテーションには現場の職員たちを参加させ、使い勝手や信頼性、メンテナンス対応など、いくつかの基準をもとにアンケートを実施。そのアンケート結果を考慮し、最終的にベネフィックス社にお願いすることにしました。ベネフィックス社を選んだ大きなポイントは以下の3点です。
①システムが柔軟にカスタマイズできる点。当施設の事業は医療・福祉にまたがるため、一般の病院用にパッケージ化されたシステムだと自立支援プログラムなどを一元化することが不可能でした。さらに経管栄養などの特徴的な運用もあり、カスタマイズできるシステムが望ましいと判断しました。
②互換性が優れている点。当施設では脳波検査の比重が高いのですが、脳波検査システムがグループ企業である日本光電の製品でした。医事コンなども含め、運用上のトラブルを回避するためにも互換性の高さを重視しました。
③日本光電グループ企業としての安定性。将来的なシステムの維持メンテナンスなどを考慮した場合、企業としての基盤の厚さは重要と判断しました。
 ベネフィックス社選定後は、同社と共に電子カルテの運営委員会を立ち上げ、月2回の全体会議を通じて導入を進めました。職員も一丸となり、同社にも迅速な対応をしてもらったことで、半年程のタイトなスケジュールの中でも、無事、導入に辿り着くことができました。

ページの先頭へもどる

導入効果

あらゆる情報へのアクセス効率が上がり、患者をより深く理解した診療・介護が可能に

外来診察室前の広々とした待ち合い

待ち合い

 電子カルテの運用は2013年の12月よりスタートしました。まず効果を強く実感したのは、やはり部門間での情報共有がスムーズに行えるようになった点です。診療や看護、介護、リハビリなど、1人の患者さんを見るいろいろな視点が共有されることによって患者理解が深まり、介護支援や診療の質の向上にも繋がってきています。また、PACSとの連動でレントゲンなどの画像データも一元管理でき、電子カルテで瞬時に呼び出せるようになりました。看護職員も検査データなどを容易に参照できるため、ケースカンファレンスもスムーズに行えるようになりました。さらに、電子化によってこれまで一つひとつ手書きで行っていた各種オーダリングの作成時間が短縮できたり、注射などの投薬記録を管理するバーコードも利用できるようになるなど、いろいろな面で安全性や業務効率が向上しています。
 長年にわたってストックしてきた過去の紙カルテを電子カルテに反映させる作業は随時行っていかなければなりませんが、新しく作成されるカルテに関しては、今後容易に管理していけるので、長期の経過観察に役立っていくことでしょう。
 現在も、ベネフィックス社には月1回の全体会議に参加してもらい、実際の運用で生じる現場からの要望を随時伝えて、その都度、改善を行ってもらっています。電子カルテ導入では業務フローに大きな影響がありますが、ベネフィックス社は当施設の方針に寄り添い、システムに施設の体制を合わせるのではなく、反対に、施設の体制にシステムを合わせるよう対応してくれるので、非常に心強く感じています。

ページの先頭へもどる

今後の方針

 電子化によって、医療・福祉サービスをより充実したものにする可能性も開けてきたと感じています。今後は、データベースの情報を活用した統計的なカルテ分析など、電子カルテならではの利用法も模索していきたいと考えています。また、看護部門としては、これまでの個別支援計画に加え、看護過程の展開ができるよう看護計画をさらに充実させたいと思います。
 電子化によって得た利便性を最大限活かし、患者さんの幸福な生活のため、これからも努力を続けていきます。

ページの先頭へもどる

ベネフィックスへの期待・要望

 ベネフィックス社の熱意のおかげで職員たちも一丸となり、今回、電子カルテ導入が果たせました。電子カルテによってできることはまだたくさんあると思います。今まで同様、二人三脚のパートナーシップで、今後も活用のアイデアをお借りしていきたいと考えています。

電子カルテ委員会の皆様

電子カルテ委員会の皆様

ページの先頭へもどる

システム構成図

システム構成図

ページの先頭へもどる

インフォメーション

社会福祉法人びわこ学園

びわこ学園
医療福祉センター草津http://www.biwakogakuen.or.jp/

建物外観

 「びわこ学園医療福祉センター草津」は西日本最初の重症心身障害児施設として昭和38年に大津市に設立され、平成3年に現在の草津市に移転しました。平成24年からは、医療型障害児入所施設・療養介護事業所として、外来・病棟(116床)医療に対応するほか、併設の「地域支援センターみなも」にて、入所・通所されている障害者の方の支援も行っています。
 今後は電子化により他の医療・福祉サービスとの連携をさらに深め、地域の障害児者の医療・福祉双方のセーフティーネットとしての役割を担っていきたいと考えています。
 創設者・糸賀一雄先生の「この子らを世の光に」という理念に基づき、障害者一人ひとりの「いのち」の力を社会の中で育んでいくという目標に向かって、今後も職員一同、邁進していきたいと思います。

ページの先頭へもどる

導入事例

重症心身障害施設の導入事例1

社会福祉法人希望の家療育病院様の導入事例

重症心身障害施設の導入事例2

社会福祉法人びわこ学園びわこ学園医療福祉センター草津様の導入事例

製品案内・事業案内のダウンロード

システム紹介・導入事例をまとめたパンフレットのダウンロード